自社のウェブサイトをお持ちの方は、SEO対策をされていますか。
SEOという言葉をご存じの方の中にも、具体的にどんな記事を書くことがSEO対策になるのかご存じでない方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、SEO対策に強い記事の書き方についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
SEO対策とは？
そもそも、サイトの検索順位がどのように決まるのかご存じですか。
まずは、Googleの検索順位決定の仕組みを紹介します。
Googleの検索順位は、独自のアルゴリズムで採点された得点によって決められています。
情報の専門性、信頼性などの200以上の基準があると言われており、全部の基準を網羅するのは難しいでしょう。
しかし、高い点数を獲得するために押さえる良いポイントはあります。
例えば、認知のしやすさ、訪問者の利用のしやすさ、理解のしやすさなどが挙げられます。
そこで、そのようなポイントを押さえて、自分のサイトの上位表示を狙う方法が、SEO(Search Engine Optimization)対策です。
SEO対策により、ご自身のサイトの検索順位が上がると、多くの人に訪問してもらいやすくなるのです。
実際に、検索順位で1番目に出てくるサイトには、検索した人の21%が訪れますが、10番目に出てくるサイトには1.6%しか訪れないという調査結果があります。
したがって、上位であるほど、訪問する方が増え、ひいては集客に有利に働くでしょう。
また、SEO対策は集客効果以外にも、2つのメリットがあります。
1つ目は、効果の持続性です。
通常の広告では、広告を出すことをやめれば効果がなくなってしまいますが、SEO対策では一度充実したコンテンツを作れば、長期的な効果が見込めます。
ただし、即効性は期待できないので、良質な記事を、継続的に作ることが大切です。
2つ目は、広告費を抑えられることです。
SEO対策では、広告と違い、媒体費や出稿費がかかりません。
確かに、SEOに対応した質の良い記事を定期的に作成するのは、大変な作業かもしれませんが、長期的に見ればコスパは優れているでしょう。
SEO対策に強い記事の書き方とは？
では、SEO対策に強い記事を書くためには、どんなポイントを押さえれば良いでしょうか。
ここでは、5つのポイントをご紹介します。
1つ目は、1ページに対して1キーワードを選定することです。
ワードの選定方法は、そのページの内容に近しいワードを、キーワード検索サイトなどを用いて選定します。
1つのページに複数のワードを選定してしまうと、複数のワードの検索意図が1つのページに入ってしまうため、その分そのサイトの評価が下がってしまいます。
そのため、1ページには1ワードのみを選定し、1つの意図が組み込まれるようにすると良いでしょう。
2つ目は、ユーザーの検索意図を取り入れることです。
ユーザーの検索意図を取り入れるためには、競合上位掲載サイトの記事の傾向からお客様がどんな記事を求めているのかを把握することが重要です。
しかし、その際に記事の内容をコピーすると重複コンテンツとなってしまうため、競合上位サイトの内容の傾向は採用しつつも、独自性を出すことが大切です。
独自性を担保できているかを判断するためには、コピペチェックツールなどを用いましょう。
3つ目は、信憑性を高めることです。
信憑性を高めるためには、シンプルなことですが信頼できる情報を使うことが重要です。
具体的には、ポータルサイトなどの情報や公式サイトの情報、公的な文献から情報を採用してご自身の記事に含めることです。
しかし、それらのサイトから引用する際にも、その情報の信憑性やサイト自体の信憑性が高いかどうかをしっかりと考慮しましょう。
4つ目は、ユーザビリティを高めることです。
ユーザビリティとはウェブサイトの操作性や使いやすさを指す言葉です。
ユーザビリティを高めるためには、記事の読みやすさに配慮することが大切です。
つまり、その記事を読むユーザーの目線に立って記事を書くことが重要であり、そのためにも文章の校正を行ったり、適宜画像を挿入したりすることが大切です。
5つ目は、クローラビリティを高めることです。
クローラビリティとは、Googlebot（クローラー）がインターネット上のリンクを辿ってWebページを検出する際の、Webページの見つけやすさや認識のしやすさのことです。
クローラビリティを高めるためには、テキストを主体とした文章を書き、画像を適宜挿入するようにしてみてください。
画像が中心の記事は、クローラビリティが下がってしまい、上位表示されにくくなってしまうため、注意してください。
記事を書く際の注意点とは？
上記では、SEO対策に強い記事の書き方をご紹介しました。
さまざまな点に気をつけて記事を書く必要があることがご理解いただけたかと思います。
次に、記事を実際に執筆する際の注意点について3つの点をご紹介します。
実際に記事を書く際は、下記のことに注意して執筆してみてください。
1つ目は、著作権を守ることです。
記事を執筆する上で重要なことが、著作権や個人情報を守ることです。
著作権侵害や本人の同意がない個人情報の掲載は、その記事が法律違反となり法的処置をとられるリスクがあります。
そのため、それらを避けるためにも、法律の概要や法的な問題については頭に入れておくことが必要でしょう。
2つ目は、コピーコンテンツの掲載です。
コピー・重複コンテンツを量産しても、上位表示は狙えません。
ご自身のサイト内にコピー・重複コンテンツが乱立しないようにしましょう。
3つ目は、SEOスパムについてです。
スパム行為を行ったサイトは、検索順位を下げられるなどのペナルティを受けます。
具体的には、コンテンツの自動作成、リンクプログラムへの参加、クローキング、隠しテキストや隠しリンク、誘導ページ、不正なリダイレクト、十分な付加価値のないアフィリエイトサイト、フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成などが挙げられます。
SEOに弱い記事とは？
上記では、実際に記事を書く際の注意点をご紹介しました。
最後に、SEOに弱い記事について解説します。
記事を実際に書く際には、下記のポイントを避けるようにしてみてください。
キーワード選定をしていない
検索する人は、その検索ワードに関する悩みがあって検索をします。
つまり、その悩みを把握して、検索してくるであろうワードを選定して記事を書かなければ、上位表示は狙えません。
そもそも、キーワードがない記事は、誰に向けての記事なのか、どんなワードで上位に表示されるのか、またGoogleとしてもどんな点を評価するべきなのかわからないですよね。
そのため、記事を書く際はまずはキーワードを選定し、それに沿って書くようにしましょう。
網羅性が薄い
2つ目は、網羅性が薄いことです。
具体的には、1つのキーワードを3000字で書かれた記事と、3つの関連するワードを9000字で書かれた記事では、後者が上位に表示されやすくなります。
上記のように、網羅性が低い記事である場合、必要な情報が足りていないとGoogleに評価され、競合サイトに負けてしまいます。
まとめ
本記事では、SEO対策に強い記事の書き方についてご紹介しました。
ぜひ、本記事でご紹介したポイントを意識しながら、ご自身のサイトの記事を書いてみてください。
また、SEO対策に関してわからないことがある方は、当社までお気軽にご相談ください。
