SEO対策に種類があることをご存知でしょうか。
今回は、SEO対策の種類をご紹介していきます。
併せてSEO対策をするのに向いている業界についても解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
SEO対策の種類とは？
SEO対策には種類があります。
ただ、その分類の方法はいくつかあります。
ここでは、内部対策と外部対策、またテクニカルSEOとコンテンツSEOの2パターン解説します。
内部対策と外部対策
まずはSEO対策の基本である内部対策と外部対策です。
それぞれ何が異なるか説明します。
まず内部対策と外部対策は、自社サイトを管理できる対策の範囲が異なります。
どういうことかと言うと、内部対策では内部リンクの設置やタイトルの設定、見出しタグなどをサイト内で変更したり改善したりできますが、外部対策では自社サイト以外から被リンクを集める方法が取れます。
つまり、内部対策はサイトの内部が範囲なのに対し、外部対策では範囲がサイト外部になるのです。
内部対策では、自社サイト内のコンテンツを充実させることを主に行います。
その目的は、コンテンツをユーザーに正しくわかりやすく伝えることです。
加えて、その訪問してきたユーザーに対して、高品質のコンテンツを提供することで、外部対策であるナチュラルな被リンクの獲得も目指すのです。
外部対策は、被リンクなどによってサイト外から高い評価を得るための対策を指します。
質の高い被リンクをたくさん獲得しているサイトは、有益なコンテンツがあるものと高い評価を得やすいのです。
テクニカルSEOとコンテンツSEO
続いては、テクニカルSEOとコンテンツSEOです。
両者の大きな違いは、対策するターゲットにあります。
テクニカルSEOでは、検索エンジンがターゲットになり、コンテンツSEOでは主にユーザーがターゲットです。
どちらともサイトの内部に働きかける対策であることは共通しています。
テクニカルSEOの目的は、Googleなどの検索エンジンに自社サイトを認識・評価させることです。
その一方で、コンテンツSEOはユーザーのニーズを満たすコンテンツを提供することが目的となります。
内部対策でするべきこととは？
上記では、SEO対策の中の種類をご紹介しました。
続いては、上記で紹介した内部対策でするべきことを詳しく説明していきます。
まず1つ目は、関連コンテンツの品質と量に関してです。
特にビッグキーワードと呼ばれるような検索数の非常に多いキーワードで対策する場合は、そのキーワードで検索するユーザーの意図をできるだけ広く網羅していることが大切です。
つまり、関連するコンテンツをできるだけ増やす必要があるのです。
例えば、注文住宅を建てる企業が、「注文住宅」で検索順位をあげたい場合、「注文住宅」のページ以外にも、「注文住宅 山口」や「注文住宅 間取り」「注文住宅 デザイン」など様々な検索意図を網羅しておくことが大切です。
このようにたくさんの関連ページを保有しておくことでより上位に表示されやすくなります。
2つ目は、タイトルタグの最適化です。
タイトルタグとmeta descriptionは、検索結果のタイトルと説明文に表示される内容です。
その部分に、対策したキーワードを含めることで、検索結果に表示された際のCTRが上がります。
また、タイトルに関しては、キーワードが含まれるだけで順位が改善するでしょう。
SEO対策をするのにおすすめの業界
SEO対策をするのに向いている業界はあるのでしょうか。
その特徴をいくつかご紹介します。
まずは、人に相談しにくいことに関する業界は向いていると言えるでしょう。
例えば、転職や借金、うつ病などは人に簡単に相談しにくいことかもしれません。
それらに関連する商材を取り扱う業界は、ネットでの情報収集に向いています。
また、長期間検討する商材も向いています。
不動産や投資関係など長期に渡って検討される商材もSEO対策に適しているでしょう。
高単価商材も向いていると言われます。
高単価の商材も自然と検討期間が長くなる傾向にあります。
また衝動的に購入されにくいため、検索行動を経由して慎重に購入に至ることが多いでしょう。
加えて、高単価商材はSEO対策自体の収益化に繋がりやすい側面もあります。
SEO対策はリスティング広告と比較して効果が出るまでに期間を要します。
そのため、収益化にできるだけ早く繋げられるかが成功のポイントにもなるでしょう。
例えば、契約単価が100円の商材と1000万円の商材の場合、1000万円の方が向いていると言えます。
1000万円の買い物をするまでに検索行動を多くする傾向にあるため、SEO対策の効果も出やすいのです。
ぜひ参考にしてください。
まとめ
SEO対策の内部対策と外部対策、テクニカルSEOとコンテンツSEOについて解説しました。
しっかりと種類や特徴を把握して適切な施策を行うことが大切です。
SEO対策に向いている業界は、ぜひ活用することをおすすめします。
