こんにちは。
web集客の手法として今ではブログやコラムを発信し、自社の認知度を高めていく動きは当たり前になりつつあります。既に社内でブログに力を入れ始めている広告担当者の方も多いのではないでしょうか。
確かに新規見込み顧客を獲得する上で記事での訴求は効果的ですが、ただ闇雲に更新を行っても成果は出ません。
始めはおもいついたアイデアでどんどん記事を発信できても、いずれネタが尽きてしまうことは目に見えているでしょう。
1人でブログ運用をするのは本業と並行してだと限界が来てしまいます。
今回はそうならないために、小チームでブログコンテンツの作成を回せる手順をご紹介させていただきたいと思います。
チームでの運営は「役割分担」を
チームで記事を運営する場合は役割分担が効果的です。
大まかな役割は「企画」「執筆」「校正作業」「投稿」の4つに分類されます。
順を追って見ていきましょう。
◯企画
ブログの方向性、ターゲットは誰かなどそもそもの全体像を作る作業が企画です。
会社、チームとして「どんな人にどんな情報を届けたいのか?」を決めずにブログを書いていくことは時間の無駄になってしまいます。
まず行いたいのは「ペルソナ設計」です。
ペルソナ設計とは簡略すると自社の商品を購入してくれる人はどんな人なのか?を考える作業です。
例)性別、地域、抱えている悩み etc…
続いて行う作業としては「キーワード選定」です。
ペルソナ設計した自社のターゲットの方がどんな悩みを抱えていて、どんな検索を行っているのかを分析していく必要があります。
例えば、「三重 注文住宅」であれば住宅ローンや土地探しなどが挙げられます。
今では無料でキーワード解析ができるツールもネット上には多いので、自社にあったものを使用していただくことをオススメします。
◯執筆
企画段階で「ペルソナ設計」「キーワード選定」ができれば、早速キーワードを元にブログを執筆していきましょう。
執筆の段階でポイントとなることはブログの「ブログのタイトル作成」と「記事の一貫性を保つ」作業になります。
ブログのタイトルに関してですが、ブログを発見したお客様が思わずクリックしたくなるようなキャッチーなタイトルを作成しましょう。
もちろん、誇張し過ぎるのはよくありません。
記事内容とタイトルに大きな差が無いように、タイトルと記事内容には一貫性を持たせることが必要です。
誇大広告のように、一度は惹きつけられても顧客にとっての有益な情報が記事内容に含まれていない場合は離脱の原因になりますし、自社にとってのファンを増やしていく作業には繋がりません。
◯校正作業
校正作業は記事投稿に向けた最終準備作業です。
執筆した記事に誤字脱字が無いか。
自社サービスと関連する内容になっているか。
タイトルと記事内容の齟齬は無いか。
投稿に向けて最終チェックを行います。
校正作業中にミスが発覚した場合はリライトするか訂正をして投稿への準備をしましょう。
ブログは個人、企業問わず運営主の顔になります。
チェックを怠らず、納得が行くまで校正しましょう。
◯投稿
企画、執筆、校正が済めばあとはブログを自社サイトに投稿していきます。
この投稿に関しては誰でもできると思われがちですが、一点だけ注意点があります。
それは投稿する頻度、つまり「更新頻度」です。
例えば校正を終えたブログ記事を100記事所有しているとします。
これらの100記事を一日で全て投稿してしまうのか、3日に1回ずつ更新していくのかでhp本体の評価は大きく変わってくるのです。
Googleの検索エンジンの評価では更新頻度の高いhpの評価を上げるという基準が項目の一つとしてあるそうです。
理由はユーザーにとって有益な情報を継続的に発信できているhpはユーザーから見ても価値が高いという判断からです。
Googleの検索エンジンの仕組みとしてはクローラーと呼ばれる警備ロボットのようなものがいます。
クローラーは日々どのhpにユーザーにとって有益な情報が更新されているかをチェックしに来ています。
クローラーはネット上のhpを大体3日に1回の頻度で訪れていると言われているので、クローラーがhpを見に来た際にブログが投稿されているとGoogleに認知され評価も上がるという仕組みです。
つまり、校正後のブログ記事を多く所有している場合は全て一度に投稿せずに3日に1回ずつ更新をして行く、もしくは毎日1記事ずつ更新していくのがベストでしょう。
いかがでしたでしょうか。
コンテンツマーケティングを自社で取り組む際にはしっかりとチームを組み、役割を分担して取り組むことをオススメします。
どんどん自社の強みこだわりを認知していただくためにもユーザーへ有益な情報を発信していきましょう!